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◆EU、対英2段階交渉…首脳会議で指針採択  ◆EU27カ国、対英交渉指針を決定 英の分断工作を警戒

◆ EU、対英2段階交渉…首脳会議で指針採択

【読売新聞】 04/30 00:11

ブリュッセル=横堀裕也

 英国を除く欧州連合(EU)27か国は29日、ブリュッセルで首脳会議を開き、英国との離脱交渉の基本方針となる「交渉指針」を採択した。

 第1段階で市民権の取り扱いなどを含む離脱協定を交渉し、第2段階で離脱後に新たに結ぶ自由貿易協定(FTA)を念頭に、「将来の関係の枠組み」を検討する。

 2段階の秩序だった交渉手順を踏むことで、合意なき離脱のような混乱を回避する。6月8日の英総選挙後に交渉を本格化させ、原則2年の交渉期間を経て、英国は2019年3月末までに離脱する。

 トゥスク欧州理事会常任議長(EU大統領)は29日の記者会見で「27か国の結束は揺るぎない。指針は直ちに採択された」と強調し、2段階の交渉手法も含めて「政治的に強い(交渉)権限を託された」と強調した。 EUは第1段階で、14〜20年の予算の大枠で英国負担と試算する600億ユーロ(約7兆2000億円)の分担金などの支払いを求め、決着させる方針だ。交渉は難航するとみられている。

 指針では「EU単一市場に分野別に参加することはできない」とし、自動車や農業といった個別分野ごとの自由化交渉を拒んだ。ハードブレグジット(強硬離脱)を掲げるメイ英首相に厳しい姿勢を突きつけている。

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◆ EU27カ国、対英交渉指針を決定 英の分断工作を警戒

朝日新聞】 04/30 00:22

 英国を除く欧州連合(EU)27加盟国は29日、ブリュッセルで首脳会議を開き、英国の離脱交渉に向けた指針を全会一致で採択した。EUに対して1カ月前に正式に離脱通知した英国のメイ首相は、よりよい条件を勝ち取ろうと意気込む。EU側は結束して、英国に厳しい姿勢を示すが、英国が加盟国の分断に動くのではないかとも警戒している。